花談議(2)「桜花特集2」  

10人目 喜鶴 敏広     箱根連碁 4/20
 
前便では失礼致しました、冨田さんの教えをしっかり守っていなかったのが原因です、
今度の分は試しに自分宛送信してみましたので大丈夫と思います。

    


10人目 喜鶴 敏広     箱根連碁 4/20
大阪造幣局の桜並木は「噂並木の堂島すずめ」で、そこはかとなく聴いておりましたが、その華麗さと写真の構図の良さにに驚嘆しました。センスの問題なのでしょうが、カラオケにも抜群のうまさをお持ちですが、動画の世界まで踏み込めないと歌声は伝わりませんので、そのうちビデオレターで拝聴したいものです(鈴木)






11人目 小川 玄吾     箱根連碁 4/19
 
    
  一片の 落花盤上の 石乱し   

 

ここ数年、縁あって半年に一度くらいの割で野外または室内でペア碁を楽しんでいる。会の名は「W」。今年は棋友の一人のご主人が病で倒れ、花見もペア碁も中止になった。

 

この句は、何時だったか、志木の柳瀬川の両岸数キロに及ぶ満開の桜並木を散策したあと、一際大きな桜の木の下でペア碁を対局したときのことを詠んだものである。

 

一片の落花が盤上の局面を乱したわけではない。盤上への落花が、一瞬、局面打開の思考を止め、ふと盤外の落花へも視線を向けた空白の時間を、「乱し」の語句に託しかったのである。

 

 

  花万朶 城への路は まだ続き

 

姫路のお城といえば「白鷺城」。この優雅な姿は他に比べるものがない。特に桜の季節は城の白壁が一段と輝きを増す。池田輝政の築城。一時千姫がいたという歴史的にも由緒ある城だ。

 

次女が偶々神戸の垂水に住んでいた関係で、乳母車の孫娘共々、一日姫路城に遊んだ折の句である。

 

姫路の駅を降り歩くこと10分ほど、城前の公園の桜並木は花又花のトンネル、広場の周囲も城の回りも桜の林であった。午後の陽光を浴びながら桜の中を散策し、城の裏手にある博物館、美術館にも入った。ゆったりと流れる至福の時間を過ごした。 

 
11人目 小川 玄 吾     箱根連碁 4/19
花に限らず思わず引き込まれて、読んでしまう、語り口のうまさ。ある意味での 小川ワールドなのですね。第1回目花談義(桜花の巻その1)の中入りとして、俳句で締めて頂きますが引き続きまして、花に限らず随所に小川ワールドを展開して下さるよう御願い致します。(鈴木)    


12人目 渡邊 千里(2)  箱根連碁 4/20


大阪造幣局の桜は聞いたことはありますが、
見たことはありません。

  喜鶴さんの最初の写真は、私も見ることが出来ませんでした。
 
   それで、ちょっと関心が深まり調べていましたら、見事な写真が到着しました。
  造幣局のホームページの写真よりも、よく撮れていますねー  素晴らしいものです。
  18日で終わりとか。こちら関東はもはやかなり散ってしまいましたが、大阪は満開の感じですね。
 
  小川玄吾さんお得意の俳句もありました。
 
  ふり仰ぐ 空の眩しさ 花疲れ
  古希にして 酔漢にして 花の下
  車椅子 花に触れつつ 押されゆく
 
  川柳もありました。
 
  老妻も ピンクにかすむ 通り抜け
  ヨン様と 歩いてみたい 通り抜け
  人間を 見ながら 咲いている桜
  
   この桜並木は造幣局の構内なんですね。 570メートルあるとか。
12人目 渡邊 千里(2)  箱根連碁 4/20
中国語を良くし、中国人のみならず、アジアのの友人多数「める碁会」ホームページの、立ち上げまでの制作者であり口八丁、手八丁。新たなる連碁構想を実行に移し、現在のニュー連碁における世話人として活躍中であることは周知の通り
その手腕は「千手観音」ならぬ「千里観音」と内外に評価が高い。(鈴木)