11月9日(日)、日本棋院において日中友好囲碁大会が行われ、当める碁会からは「有段者Aクラス」と「有段者Bクラス」に、それぞれ5名ずつの10名が参加しました。
主催者側実行委員会の発表によれば、当日の参加チームは無差別クラス13チーム、有段者Aクラス(おおむね3段以上)23チーム、有段者Bクラス(おおむね3段から1級)39チーム、級位者Aクラス(2級から6級)20チーム、級位者Bクラス(7級から11級)7チーム、
級位者Cクラス(12級から16級)12チームなど113チームに達したといわれる。およそ570人ということになる。通路もないほどで、ごったがえす盛況ぶりであった。
当日は日本棋院ビルの1Fは級位者、3Fは無差別と一部級位者、2Fが有段者Aと有段者Bの対局室となった。主催者側から漏れ聞いたところでは、参加者は子どもたちと高齢者が大半を占め、その中間層が少ないのが悩みとのことであった。
これは現在のアマ囲碁界の実態を示すものと納得した。多くの子どもたちとは部屋が別であり、その対局の模様を見学する余裕もなかったのは、真に残念であった。150名を超える未来の有段者たちは、早々と打ち終わり部屋の中を遊び回っていたという話なのだが.....。
さて、我々める碁会チームは全員集合時間に遅れることなく、市ヶ谷の日本棋院会場に到着した。このへんは、日頃「める碁会」で鍛えた連携プレイよろしく見事な結束ぶりであった。遠く龍ヶ崎からの中嶋さんや、主婦業の立場から朝は忙しい池田美枝子さんも、余裕の表情でお待ち下さった。
それぞれ初対面のご挨拶もそこそこに、本大会参加のメインテーマである「める碁会PR」のため
の特製名刺と宣伝チラシを皆様に配布する。そして参加費の個人負担金を頂戴した。 この大勢の大会参加者の方たちに、表立ってめる碁会を宣伝するわけにもいかない。そんなことで、対戦する相手方の皆さんに、「自己紹介で名刺をお渡しする」ことでご使用いただいた。
(名刺とチラシは、クリックすると見ることが出来ます)
これは気休め程度と思っていたのに、池田さんが見事にヒットを飛ばした。「紹介者: 池田美枝子さん」で、おひとり様から2日後に入会の申し込みがありました。これには「める碁会」としても、名刺製作者としてもまた、この上もない喜びとなった。
あくまでも冷静に 内田有洸さん(左)
クリックで画面が変わります
お姉さんに指導する田上おじさん 真ん中は塩沢会長 右は成績表 これは見えませんね〜
田上さんは拡大表示されます
有段者AクラスにもBクラスにも、小・中学生と思われるチームが見受けられた。これらのチームとの対戦だけは困るなぁ。何しろ相手は早撃ちだ。そのたびに、おっさんが考え込んでいるのは格好が悪い。何とか助けて〜と思っていたら対戦しなくて済んだ。める碁会の2チームは今回、残念ながら表彰台にあがることは叶わなかった。しかし対局した方々は皆、紳士的な方ばかりであった。勝ち負けの差は、ほんの僅かなところにあったようだ。楽しい大会に参加できたのは本当に良かった。
参加予定していた戸井有眞さんが、大会直前に突然入院という事態になりました。急遽参加くださったご年配の片山駿三さん、成績も抜群でありました。懇親会ともども、本当に有り難うございました。本大会の実行委員長でありました中嶋正一さんとともに、皆様にお礼申し上げます。これからも、める碁会の発展に頑張っていきましょう。
有段者Aチームの子どもたち Bクラスには若い女性も見えた
懇親会もまた 愉快なものでありました
(編集・文責: 渡辺)
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