超一流の林先生の言葉を直にお聞きになった戸井さんの説明を嬉しく拝読いたしました。
「手抜きの奨め」とは「全体を見よ」だとの戸井さんの解釈、私にも分る気がいたします。
「全体を見よ」とは石の配置とその強弱判断、それらを総合した形勢判断などをも意味することかと思いますが、
私もかつて同様のことをアマの全国ベストテン入りした人から聞いた記憶があります。
勝ち碁は自分が強かったからではなく、相手が間違えただけの私の思いは、裏付けられた感じですね。ありがとうございました。
ところで戸井さん、性格改造など真剣にお考えではないでしょうね。
それは、ムリというものです。認知症防止に役立てば良いくらいの考えで囲碁に向き合い、奥深い棋理の林で、
迷わぬよう日々楽しもうと思っています。
私の場合、盤碁は月10局〜15局程度ですが、勝てばヨシ、負ければ相手の笑顔を見るのがヨシの心境になりたいものと思います。
性格は変わりませんが、気持ちの持ちようは変わります。
功成り、名を遂げた戸井さんが更に強くなって、勝利の快哉を叫ぼうなどと思わない方がよろしいのではないでしょうか?
いつもニコニコの戸井さんは、他人から好かれます。強くなれば嫌われます。
そのお覚悟はありますか?
前便の後、仙台の古澤さんから、思いきって手抜きをしてみたらとのアドバイスを頂戴いたしました。
ありがとうございます。私の棋友にも「分らぬときは、手抜きに限る」が口癖の畏友がいます。
勿論私にも手抜きを否定するつもりはありません。