富士放談(1)”季節と旅と風物詩 ”


1.奇数連碁って楽しいって聞いてるけど・・・
める碁会のホームページに、既に2回に渉って花談義を掲載してきましたが、今回も花を中心として季節の風物や旅の思い出などメールに添付されたメッセージを数回に分けて皆様に御紹介して参ります。
初めてこの欄をご覧になる方のために、奇数連碁の内容のPRを兼ねておりますので、そのようにご理解頂ければと思います。
奇数連碁の特徴は奇数の参加者で行うことにより、対戦相手が次の手番では変わるように、プログラムが組まれています。                
開催毎に山の名前を愛称として付けていますが、今回で6度目の”富士連碁 ”が23名で進行中。
ひとつの山は概ね3ヶ月程度で全員で登頂征服しております。 
                                       
 2.連碁のコンセプトは・・・・
碁会の中の企画でありますから、碁を楽しむことと、棋力の向上を目指すことは当然ですが、併行してメールの中で特技披露をして頂くことによって、お互いの距離を近いものにしていこうと言う狙いがあります。花便りあり 旅の思いであり、秋を彩る風物詩について と言う具合で多彩で楽しいものが展開いたします。寄せられたメッセージの7割は写真付き、歴史とか、被写体に纏わるエピソードとか、飛び出してくる薀蓄の数々が進行を彩ります自分の手番でなくても、随時運行、臨時便発車オーライで、様々な質問や回答が飛び交い対戦とは、別の楽しみが加わります。

3.菊花の大輪開く
日替わりで臨時便がチャーターされ、各自の個性が放談となって遺憾なく発揮されています。このほかにも、琵琶湖連碁を11月1日スタートさせましたが、これの説明は次の機会にに譲ります。
今回は花に限定することはしないで、大きな視野でお寄せ頂いた皆様のメールを掲載しました。
では、おおむね掲載順に御紹介いたします。 

1人目  花輪 宏幸(1)  富士連碁  039  10/23 


お断りするまでもなく 現在の写真ではありません
家から丹沢表尾根に向かって20分ほど 海抜で500mほどのところにある “ 菜の花台 ” からの眺めです
秦野市街は 左肩から 肩越しといった感じで広がっています

















打順の関係で後になりましたが、富士を間近に見る秦野市にお住まいです。
冒頭のメッセージとして、「富士山」の写真から入らせて貰いました。
シャイな方で、いつも1歩退いて表現をされる方ですが、内容は素晴らしいものです。今回も、さりげない秋の風物写真と文を期待しております。(鈴木)
2人目  尾郷  賢(1)  富士連碁  010 10/6

富士連碁の皆様
 
結局富士連碁もまた3局で始まったのですね。
4局案が却下になったのですか。
 
小野田さん、玉生村にお住まいですか。私のところから20分くらいですね。
2年半前に旧今市市に越して以来、奥日光にばかり目が行き玉生(たまにゅう)村には行ったことがありません。申し訳ありません。
機会がありましたらぜひお会いしたいです。
 
明日から3日間北海道旅行です。私の手番がちょうど当たりそうでしたのでヤキモキしていました。森さんありがとうございました。



なんでもない日常の中に思わぬ発見があります。
上はアザミ、下はツルボの花に止まったトンボです。
アザミには日が差していますが、ツルボにはまだ差していません。
朝があけたばかりで、羽根に朝露が光っています。
トンボは太陽が体温を上げてくれるのを待っていたのですね。
野暮なカメラマンが近寄ってきてシャッターを押すものですから、思わず飛び立っては見たものの、筋肉が思うように動いてくれず、すぐに近くの花にまた止まりました。羽根の露が印象に残りました。
 
トンボの避暑をご存知ですか。夏に里で生まれたアキアカネは、里で数日過ごしたあと山や高地に移動します。奥日光の木道の上には沢山止まっていて、逃げないのでよく踏み潰されます。
9月に里に戻って卵を産んで命が終わります。
この大移動の理由はよく分かっていないそうです。
ある日突然沢山のトンボが現れて、ある日突然居なくなる現象を見ると、トンボに神秘性を感じます。
東京杉並区から転居され現住所日光杉並木と、自分では洒落ておられますが
回文を初めとする、エッセイの数々、ホームページの投稿写真にもしばしば、発表される趣向を凝らした映像はフアンが番度増えて参りました。
引き続き、皆様を楽しませる映像とキャプションを御願いいたします。(鈴木)

3人目  鈴木 一司(1)  富士連碁 臨時便  10/10 


長野の志賀高原でナナカマドを撮りましたが、直前に霧が出てきて色が褪せてしまいました。
林芙美子の文学館はご用が有れば呼んで
下さいとの張り紙があり無人でしたが、面倒なので呼鈴を押しませんでした。
 




























噴泉は湯田中温泉の一番奥地獄谷温泉のものです。野猿公園(放し飼いの広い山です)があり、野天風呂に入っている所をと撮りたかったのですが、餌を追っかけるのに夢中でこちらの注文には応じてくれませんでした。


4人目  渡邊 千里 (1)  富士連碁   027  10/15

富士連碁の皆様 こんにちは。
 
今日は気温も上がらず涼し過ぎる感じです。
年をとったためかなぁ。
このメンバーでは川田さんとともに、一番後ろから富士山に上っ
ているようなものです。幸いにも、たまにしか順番が回ってこない
のが救いです   振り返っても誰もいない。
 
貴乃花が引退する直前の横綱総見の写真です。結局は土俵にも
あがらずに引退となりました。
 
 
その頃近くにある松ケ根部屋に、稽古の様子を見に行ったことがあります。
若島津が起こした部屋ですが、幕の内は一人だけ。今はゼロです。
 
















 
今はもっと太って、コロコロ、デブデフになりました。









例によって八面六臂の行動範囲から、今回もエッセイが始まりました。中国の方との交流が深く、上海事情とか大連事情などで旅行記を寄せられることや、める碁会のホームページを立ちあげて頂いたのも千里さんですし、アクセス数は1年一寸なのに22、000を超えました。千手観音ならぬ千里観音としてこれからも健筆をふるって頂きますよう期待しております。(鈴木)

5人目  尾郷  賢  (2)  富士連碁   032  10/17

富士連碁の皆様
 
今回は女性参加が零名なのに今気づきました。
一ちゃんの魅力でもだめでしたか。残念!
 
今回は残念でした。
連碁の華を増やしたいものと日夜努力して 成果を実らせたいものと念じておりますが、一ちゃんの神通力は2日も経つと効き目が無くなります。
女性心理に詳しくこうすれば必ず成功するという、斯道の大家の先輩諸兄の助言を心待ちにいたしております。(一ちゃん)

戦場ヶ原は霜が降りる毎朝です。
早起きして霜を撮るのも楽しいですね。

























男体山を背景にカラマツの霜です。1ヶ月前は朝露の付いた唐松をお見せしました。



何の木でしょう。棘のあるバラ科の低木です。霜が縁取りをしてきれいでした。



ススキの穂は幻想的でした。白い毛が生えたようです。
ここで1句「枯れ尾花雪女にもなれる朝」



小田代が原の草紅葉も霜の原になってしまいました。



ホザキシモツケの枯れた穂も薄い衣をまといました。これが本当のホザキ霜ツケ。



ホザキシモツケの枯れた穂も薄い衣をまといました。これが本当のホザキ霜ツケ。

6人目  小野田 文明(1)  富士連碁   031  10/17

きのこー2題
   1243−しめじ
   1246−くりたけ    秋の味覚、健康食品。
碁のほうは・・・、どう打てばよいのでしょう。




今回初めて参加された方のお一人です。ご自分から、参加の可否についてお問い合わせがあったのは、小野田さんだけでした。丁度、箱根連碁がスタートしたばかりだったので
今回の富士連碁まで6ヶ月間お待ち頂きました。ご辛抱下さって感謝いたします。
風物詩としてキノコ2題を送って頂きました。定時便に限らず臨時便をいつでも良いですからお送り下さい。(鈴木)