足利フラワーパークに遊ぶ

ライター千遥 (渡辺 千里)



   
                                
 異常ともいえる天気は何時まで続くのか。例年ならば春うららかなはずの5月の後半も、低温の日ばかりだった。外へ出るにもうかつな格好では出られない。まるで冬の服装で出かけることになる。本来なら、衣替えで清々しい姿に変貌できるのに、今年は暗色の姿のままである。
定期的に届く仙台に住む郵便碁の友人の27日発信のハガキには、「今もって低温で、こたつに潜り込んでいます」などと書かれている。

その一方で、わが国から少しばかり南のミャンマーでは「死の猛暑」に襲われている。地元英字紙のミャンマータイムズによると、5月12日にはヤンゴンで最高気温が42.5度に達し、42年ぶりに記録を更新。気温は、例年よりも5〜6度高く、38度を超える日が45日間も続いた。中部マンダレーでも12日に5月の暑さとしては64年ぶりとなる45.0度を記録。首都ネピドーでは11日には、44.0度となり、気象当局に記録が残る27年間で最高となった。

 この暑さによるとみられる死者も相次いでいる。中国の国営新華社通信がマンダレーの地元紙の報道として伝えたところによると、5月半ばの週末だけで230人が死亡。病院関係者によると、多くは高齢者や子供で、脱水症や熱中症によるものだ。また貧しい人々の葬儀を無料で行う市民団体によると、ヤンゴンでの1日あたりの葬儀が、4月以降は70〜80件と2倍近くに増えた。

 昨年11月以来半年間、雨がまったく降らなかったヤンゴンなど、各地で水不足が深刻だ。国連当局者によると、農閑期にあたり、農作物の被害はまだ少ないが、長引けば今後影響が出かねないという。一方、池や湖、川が干上がり、魚が大量に死んだと伝えられ、漁業への深刻な被害が懸念されている。

 年内に総選挙を予定する軍政は、国民の不満を抑えるのに躍起だ。国営紙「ミャンマーの新しい灯」や国営テレビを通じて、軍事政権の翼賛組織などが住民に水を配る様子を連日報じている。ヤンゴンでは電力を優先的に住宅地に供給。また価格が高騰しかねないとして、コメやタマネギの輸出を制限した。(資料:asahi.com)
 これまでの反政府デモが食料価格の高騰、バス料金の値上げなど暮らしに直結する問題がきっかけで起きているから、国軍は総選挙後も、軍の息がかかった政党などを通じた支配の継続を狙おうと、選挙に影響しかねない悪い芽を摘み取っておきたいと懸命だ。

 自然災害も実質軍政下にある国家では、政権崩壊に結びつく危険性が強い。ミャンマーの隣国のタイやパキスタン、そして北朝鮮なども同様であろう。また「韓国の哨戒艦沈没」を、北の行為と確信しているであろう中国も、北朝鮮を全面的に非難出来ない。北の政権崩壊は自国の国民を混乱に追い込み、国内はは大混乱に陥ることは必至である。

 北朝鮮の挑発行為を見抜きながらも、独裁国家を支持し、国際社会では曖昧な態度をとり続ける中国も、また辛い立場にはある。しかし、いつまでも変わらぬなら、いずれ中国そのものも崩壊の危機に直面するかも知れない





 5月7日(金)に地元の有志の皆さんと、久しぶりに故郷・栃木県への日帰りの遊びに行ってきた。「行こう旅の会・ウォーキング」のメンバーたちとの同行である。故郷といってもおっちゃんだけのもので、他の方々には全然関係はない。その古く懐かしき住いは日光市(旧今市市)であった。
 県内での位置は北部山岳地域と南部の平野地帯であるから、気候もかなり違ったように思う。まるで正反対の位置にあった。幼い日の「足利」といえば足利銀行位の印象しかない。県民には「足銀」と呼ばれ最も親しみがあり、著名な銀行でもあった。1944年までの戦時統合で県内の6行が1県1行となる経緯があり、足銀は大きな発展を遂げた。
 しかし足銀は、バブル時に不振を極める鬼怒川温泉のホテルなどへの強引な投資や、リゾート地への過剰融資などで行き詰まり、一時国有化されることとなった。いまは野村グループの関係会社となっている。

 話が横道にそれてしまった。当日、東武野田線・新鎌ケ谷駅に集まったのは16名。それなりにお年を召した方々ではある。東武を始め新京成、北総線などが交わる早朝の駅は混雑を極める。モタモタしていると、押し倒されてしまう。
 しかし昔は通勤客であった我々も、最近ではウォーキングで鍛えてあるのだ...??
通勤慣れした屈強の若者たちにも負けず、無事に目的の電車に乗り込んだ。



 
 


 新鎌ケ谷駅や柏駅での通勤や通学の時間が過ぎると、車内は空席も目立つ。皆それそれに移動したりして会話も弾む。事前の天気予報も当たって、ポツリポツリと雨がきたようだ。大降りの気配はなかった。そんなことで、誰も心配してはいない。
 車内放送では車掌がしきりに、東京駅での人身事故により、当電車も影響を受けて遅延していると通告している。それほど忙しい客もいないだろうが、東武鉄道も気配りが進んだようだ。30分から
40分は遅れたようだが、問題は何もない。無事に全員足利市駅に着いた。ここら送迎バス(シャトルバス)でフラワーパークに向う。役20分ほど街中を走り現地に着く。
 パンフレットには東武足利市駅より「
送迎バス毎日運行」と書いてある。この文字から判断すると、常識的には送迎費用は無料と思うが、ここが大間違いであった。実際は、片道200円の切符を購入せねばならない。会社としては(バス料金は無料)と表示すべきものだろうと思う。

 雨は小降りだが、傘はかかせない。帰りの集合場所と時間を確認し、みなが園内に散っていった。おっちゃんはと言えば、「腹が減っては戦も出来ぬ」とばかりに、日傘のある丸いテーブルでコンビにで仕入れた弁当を食べ始めた。幸い座席は濡れていない。そこに「相席で、お願い」と現れた二人のおばちゃん。何処からと聞いたら、埼玉だと言われる。「お若いですねえ〜」と言ったら嬉しそうだった。「私なんか撮ったって.」と仰ったが、もう遅い。当方のカメラに収まってしまった。

 優しかった おばちゃん まず、この映像を見ることはあるまい。ただ、送ってはあげたいが住所も名前も不明なのが真に残念!

 フラワーパークの中は、この小雨まじりなのにも拘わら人々で溢れている。近くの人なら別だが、多くの方々はツアーで来られたに違いない。おっちゃんも仲間の誘いがなければ、たぶん単独でも来たいほどの多くの宣伝広告が新聞紙面に溢れていた。
 それは下図のとおりである。最近は、この手の誘惑には抗しきれない状態にある。簡単だから、一人でも直ぐに応募してしまう。おそらくは、クラブツーリズムや阪急とラベルの顧客のリストに上げられているにちがいない。いつもダイレクトメールがおくられてくる身分?になったようである。



 

          
誘惑にかられる 阪急trapicsからの ダイレクトメール



 グループの約束で、園内の散策は2時間と決められている。それまでには園外に出なければならな
い。
おばちゃんとのお喋りも楽しいが、そうもしておられない。フラワーパークに来た証拠品としても、自らの作品としても小雨に濡れたしとやかな藤の花や、名も知らぬ花々を撮らねば意味がない。

 ところが、今や総カメラマン時代に突入した。誰でもシャッターを押せば写真は撮れる。デジカメも極端に安くなってしまった。皆と同じでは写真も撮れない。それで誰もいないところや、地上近くから写したりして独自の画像を撮ることにする。あるいは「写している人を写す」ことも試みた。


 これらのいくつかを、下記にご紹介する。

  

         
〜フラワーパーク内のお花を、ちょっと写させていただく〜 


  

     
〜可愛い娘さんも、おばちゃんも撮影は好き〜    車椅子で回る母子


              
                
フラワーパーク 全体図

    


    
  
      



 「日本一の藤」が見られる足利フラワーパークの名は、全国区で有名になりましたね。フラワーパークを目当てに足利に観光で訪れる方は、年々増えている。例年4月中旬頃から開花し、GWウィーク前後が最高の見ごろの藤です。でも、一年を通じて様々なお花をフラワーパークではお楽しみいただけるようでもあります。

 開花からゴールデンウィークをはさみ、5月中旬あたりまで開催される日本最大の足利フラワーパーク大藤まつりがやはり最大の魅力ですね。大きな藤棚や、幻想的な白藤のトンネルは、足利観光の必見スポットと言われています。
 フラワーパークの園内は82000平方メートル(東京ドームの約7個分)。樹齢130年以上、幹回りが2〜3mの藤棚が4本(250畳分)[市重要文化財「迫間のフジ」]、樹齢70年以上の藤が160本、白藤のトンネルは全長80mになると言われる。藤だけでなく、四季折々の花が咲き乱れるフラワーパークは楽しくてむ面白い。


   

これそぞ 世界一の大藤 !!!



   




 あいにくの雨で傘の手放せない巡り合わせではありましたが、素晴らしい大藤と藤のトンネルも体験し、のどかで優雅な世界に浸る一日でありました。

 一同16名の皆さんは、それぞれに楽しみを共有し、帰途もつぎは何処にしょうかとの相談で持ちきりでありました。これで、あと20年は生命が延びたと実感した方もおられたというわけです。

  おわり



(注) 入場料は季節によって変わるので、予め問い合わせておくと便利です。因みに私たちの行っ
た時は最高の満開どきで、大人一人で1600円でありました。
流石に、それだけの価値はあったものと思っております。(C・W)