沖縄の緑を求めて     備瀬編

                                        大阪市在住  榎木 迪子


7月9日から13日まで、3年ぶりに沖縄に行ってきました。

沖縄の夏はマリンレジャーを楽しむ人が圧倒的に多いのですが、

私たちは一寸趣向を変えて、沖縄の緑を楽しむ旅をしてきました。

その中から私のお気に入り、

本部半島にある備瀬のフクギ並木をご紹介したいと思います。

昔から暴風と塩害を防ぐ為に植えられているフクギです。

が、終戦の時にはほとんど切り倒されて家を作る材料や燃料にされそうです。

並木を抜けてビーチに出ると遠浅の海。

目の前にサンゴやサンゴに群れ遊ぶ色とりどりの魚を見ることが出来ます。




 
              
備瀬崎から伊江島を望む 

 鳩山前首相が普天間の代替基地として食指を動かした島。

 民間航空のパイロット訓練用滑走路があります。



  本部町 備瀬(びぜ)のフクギ並木 



フクギとハイビスカス 後姿は、我が家の「篤姫」 





さんご礁に集まっている魚と海老の群れ



備瀬のシーサー(1)



備瀬のシーサー(2)



 備瀬のシーサー(3)



 備瀬のシーサー(4)


            
備瀬崎 海を覘いている二人は? だーれ

 

備瀬のシーサーbP?

よくよく見ると、こんなところにも いらっゃる?

実は、これがシーサーの本来の姿なのです。


    
本部町(もとぶちょう)って何処にある?

娘三人は沖縄を何回も訪ねている。孫たちも行っている。行っていないのは
おっちゃんとバアチャンだけ。せめて場所だけでも調べてみよう。







町の木はフクギ

どんな環境でも常緑を保つ、亜熱帯的樹木です。 
葉が肉厚で丈夫なフクギは古くから町民に親しまれ、屋敷の庭などに植栽されていました。
 海からの強い風を遮る防潮・防風の役割を担い、用材染料材としても利用されました。
 本部町字備瀬のフクギ屋敷林は現在でも住民の生活を見守っています。


町の花木はサクラ

八重岳のサクラは、全国一早く咲くことで有名です。
花は小振りですが、八重岳の麓から頂上までの斜面をピンク色に埋め尽くし、
週末や連休になると集まった花見客でにぎわいます。
青い空のもと、
亜熱帯樹木に囲まれてみる八重岳のサクラは、ひと味違ったお花見を感じさせます。


                           編集 ライター千遥