ふとん太鼓は太鼓台を数十名で担ぎあげて神社に奉納するものですが、自分の町から神社まで練りまわっていきます。
みなで歩調を合わせて台の上下とともに四隅の房がゆれるさまが鮮やかです。
だんじり(地車)は岸和田が有名ですが、堺でも平安のころから住吉神社の祭礼に際して練物として奉納されていたといいます(今のだんじりと同じかはしりません)。
堺市では「堺の地車騒動」と言って明治29年に紀州街道で湊組の船地車と北の鍛治屋町地車が鉢合わせになり、双方とも道を譲らず周りの民家の瓦を投げあうなど大喧嘩となって2名の死傷者を出して、数十名が逮捕された。
これから後祭礼での地車の曳行が禁止されました。
明治39年に日露戦争の勝利を祝賀する祭礼で練物曳行が許可されました。
このときから地車でなくて今のふとん太鼓の形のなったそうです。
5枚の布団は神様がお座りになるものだそうです。
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