きれいな樹氷に巡り会いました。
昨年の樹氷とは別な場所、光徳沼でした。
この沼は湧き水主体の沼で水温が高く時々湯気が立ちます。
その湯気が寒気で木の枝に結晶化したのですね。
規模は小さいのですが、樹氷はなかなかのものでした。

男体山からの遅い日の出に、ズミノキの樹氷が光ります。
「男体も今日は脇役助演賞」


レンズのハレーションを利用して幻想的な光が生まれます。
「ズミノキの枝も透明?夢幻の美」


樹氷の全規模がこの周辺だけです。鏡像がきれいでした。
映ってはいませんが、写真の左方にズミノキの林があります。
「青、黒、白、鏡の国の天使たち」


メタセコイアなどの木々です。「プラチナの一張羅着て木々気取り」


 
沼の谷地坊主も樹氷、と言うよりも霜の親分ですね。
空気中の水蒸気が氷の結晶となることを一般に「霧氷」と言います。
霧氷が木の枝に付くと「樹氷」であり、草に付くと「霜」です。
「谷地坊主僕のは霜かと不平言い」