六月の北アルプス
                                          2013.06.07
                                           池野谷 鯉太郎
関東、甲信越も梅雨入りが発表された6月初め、長野県北安曇郡白馬村を訪れました
目的は田植えの済んだ水面に、雪の北アルプスの写り込みの撮影でした。
撮影ポイントとしては青鬼(あおに)地区の棚田が有名ですが、農耕者側からすると
写真屋は招かざる客で、農耕道の車乗り入れ禁止とか畦道立ち入り禁止にしてあり
ホトホト困り果てました。青鬼地区を断念して初めての土地を走り回り偶然ですが
栂池高原(つがいけ)にグットなポイントを発見しました。明朝も晴れる事を期待して
鎌池(かまいけ・標高1190m)に行きました。ここはブナの大木が群生していて
紅葉と新緑とが有名な所です。ここは高地なのでまだ残雪が有ってブナは完全に
新緑になっていましたが、もみじはまだ芽吹いていませんでした。



@ 鎌池:ブナ林の新緑と晴天が水面に映える 



 A 春を待つ:雪融けを待ち続けていたもみじも、いよいよ芽吹きスタート
 



B ブナの大木と鎌池:樹齢300年超?が、水を自然を育んでいる 
 
 


C 白馬三山:左から白馬鑓ヶ岳(2903m)杓子岳(2812m)白馬岳(2932m)です
 
 


D つり橋とアルプス:大出公園からのアルプス
 
 


E 白馬三山と早苗:早苗の成長を温かく見守る三山
 



F アルプスの麓:大らかに田植えを楽しんでいる様な植え方ですね
 



 G 北アルプスと棚田:青鬼集落の棚田は全国区レベルの知名度になっている
 



 H 栂池高原全景:白馬三山を背景に右奥には栂池スキー場等が密集している