菜 事 記 
                                                        2011年12月22日
                                                            熊谷 光政

私が家庭菜園で野菜を作り始めたのは30歳の頃だったと思う。結婚して数年経った頃で、社宅の小さな庭の一隅(2坪位)にトマトとナスそれからキュウリの苗を買ってきて植えたのが始めであった。なんと38年も前である。
しかし、途中通算して10年間位はブランクがあるので、家庭菜園を趣味としたのは28年間という事になるが、その割には思う様に上手くできない不器用な人間である。
しかし、下手は下手なりに土と格闘する事が楽しくてならない。一生懸命やると野菜の方も気の毒に思ってか、そこそこ成長してくれる
野菜は収穫の喜びも大きいが、むしろ成長していく過程を日々眺めることの方が私は好きである。
堆肥を作り、土を耕し、種を撒き、肥料を与える。野菜によってやり方はそれぞれ違う。現在は自宅から1Km程離れたところに約50坪の畑を農家から借用している。
 この時期に作っている野菜は既に収穫済の物も多いが、15種類(大根・白菜・キャベツ・ブロッコリー・ネギ・玉葱・レタス・ホウレン草など)程で、50坪の畑を細かく仕切りそこにギッシリ植えている。

 一番苦労する事は、連作障害が起きない様にどの野菜をどこに植えたかノートに記録し、毎年植える場所をやりくりすることと、それからもうひとつは害虫対策や鳥害対策である。

見事に熟した西瓜をそろそろ収穫しようとした矢先に、カラスに大きな穴をあけられてしまった時の悔しさといったら…。原因は防鳥ネットが風に煽られてむき出しの部分があった為であった。しかしカラスも生きる為に懸命なんだろうと思うと諦めもつく。
秋から冬にかけての野菜はあまり派手さが無い。やはり夏野菜(スイカ・トマト・トウモロコシ・キュウリ・ナス等)の方が写真でご紹介するには絵になる。
被写体が地味なので、昨年夏に孫娘と一緒の菜園でのスナップ写真を加えて彩りを加えさせていただいた。稚拙な撮影技術の為、あまりパッとしない写真で申し訳無いと思いながら、あつかましくも1〜2点掲載させて頂く失礼をお許しいただきたい。
                                                              

 







トウモロコシの収穫(今年の7月孫娘と共同作業?)










ミニトマトの収穫(ミニトマトは孫の大好物です)

 









大根や葉物野菜(大根、ホウレン草、水菜、ネギみんな有機無農薬野菜です)
 










玉葱や菜花など(11月玉葱苗の移植が終わりました.来年の6月には丸々と太っているでしょう)