編集 : ライター千遥 本年正月、団地の囲碁サークルの初打ちに、 下図のような詰碁?を持ち込んできた方がおりました。世界最小の四路盤です。 すべて黒先です。さて、結果はどうなるでしょうか? http://blog.board19.com/ これは面白そうだとインターネットで調べたら、出てきました。 張さんが母国、台湾で四路盤を説明しておりました。 四路盤でも、決着するまで19手を要するものもあります。 出題はすべて、張さんご夫妻のつくられたものだそうです。 問題 1 これは一番易しいそうです。黒3手で決着 ! 問題 2 こちらは簡単では無さそうです。さて、何手かかるでしょうかね。 いかがでしたか。なに? 二つともできた !! それは素晴らしい。 それでは、張さんから五段の免状を差し上げるそうです。 当てにしないて、お待ちださい。でも、下の解答を見てしまったらダメです(^O^)。 なぜ四路盤なのか(碁ワールド1月号から抜粋) 棋聖 張 栩 僕が四路盤の魅力に気づいたきっかけは、 「娘の心澄(こすみ)が囲碁に興味をもってもらえたらいいなぁ」 という一つのアイデアからでした。 ところが、問題をつくりはじめると思った以上に奥が深く 僕自身があらためて 囲碁というゲームの可能性の大きさに驚かされることになったのでした。 最初に断っておかなければならないことがあります。 この四路盤で対局をするわけではありません。 “四路盤を使った囲碁パズル”のようなものだと思ってください。 普段十九路盤で対局するのが日常ですと、 四路盤というだけで、その存在を侮ってしまいそうですが、 ぜひこの機会に四路ワールドに足を踏み入れていただけたら嬉しいです。 囲碁の基本、ヨセの手順やコウ立ての立て方など、 高段者でも解けたらちょっと嬉しくなる内容の問題から、 心澄くらいの子どもでも取り組める問題までそろえる事ができました。 本当にバラエティー豊かなこの世界。知っていて損はないと思います。 四路盤は面白い。 ちょっとルールを覚えれば、誰でも楽しめそうです。 日本棋院の発行による「碁ワールド2月号」にも 付録として四路ワールドの問題集がついているそうです。 お好みの方は早めに書店にお申し込み下さい。 〜 おまけ 〜 〜 おわり 〜 |